40代から多い更年期障害とは?
2021/09/06
更年期障害とは、40歳代以降の男女の性ホルモン分泌量の低下が原因となる自律神経失調症に似た症候群です。
男女ともに40歳を過ぎた頃から見られる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状をまとめて更年期障害と呼びます。
女性の場合は、閉経期前後の約10年間に卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少することによって症状が現れ、男性の場合は、30歳以降睾丸ホルモンであるテストステロンの分泌が減少し始め40歳代後半で症状が現れることがあるようです。
女性の場合と比べて、分泌量の変化が緩やかなため老化現象の一部と認識されて気付かれないことが多いようです。
症状としては自律神経失調症と同様の症状が現れます。
女性の閉経前における身体的症状としては、のぼせや顔の火照り、脈が速くなる、動悸や息切れ、異常な発汗、血圧が上下する、耳鳴り、頭痛やめまいなどです。精神的な症状としては、興奮亢進、イライラや不安感、うつ、不眠などです。
閉経後はこれらに加えて、膀胱炎や尿失禁、腰や膝の関節痛、目やのどなどの粘膜の異常などの身体的症状と無気力感などが精神的症状として現れてきます。
男性は機能不全(ED)、女性は生理不順も症状としてみられます。
治療には、ホルモン剤などの薬物治療や漢方療法、予防的な意味合いの食事療法などがあります。
初期症状が、だるい、寝付けないなどの曖昧なものであるため、発症に気付かずに、身体が意のままにならない自分への不満がストレスとなって精神的症状を悪化させるケースが多いそうです。まずは更年期になる前に症状についての正しい知識と対処方法を事前準備しておくことが大切です。
では、更年期障害の予防に良い食事とはどのようなものでしょうか?
第一に、偏った食事ではなくバランスのよい食事をする事です。
更年期障害にいい食材はありますが、そればかりを食べるのではなく必要な栄養をまんべんなく、適量食べることが大事です。
太りすぎ、やせすぎはホルモンバランスを崩し、生理不順や排卵障害を起こす可能性があります。
なるべく数多くの食材を食べるようにし、カロリーの高いものはとり過ぎないようにするといいです。
更年期に向けて体調を整えるには、エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品、骨量を補うためカルシウム豊富な小魚、乳製品などを積極的にとるとよいでしょう。
食物繊維も十分とりたいですね。
<バランスよくとりたい8つの食品群>
1. 肉、魚、乳製品、卵
細胞のもとであり、女性ホルモンのもとにもなるコレステロールを補うために動物性タンパク質を適量とりましょう。植物性・動物性両方のたんぱく質を半々ずつ、バランスよくとるのが理想です。
2. 大豆食品
エストロゲンとおなじような働きをする大豆ホルモンが豊富です。
3. 青魚
DHAやEPAといった、体にとって重要な生理機能を持つ成分が豊富です。
4. 野菜
ビタミン類が豊富です。
5. 海藻類
低カロリーでミネラルや無機質が豊富です。
6. きのこ類
低カロリーで食物繊維やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。
7. いも類
主成分は糖質ですが、ビタミン、カリウム、食物繊維などが含まれています。
8. ゴマ・ナッツ類
ビタミンB群・Eなどがバランスよく含まれています。脂質なのでとりすぎには注意。
何より心も身体も健康であることが第一です。
バランスの良い食事とストレスを溜め込まないようにリラックスする時間を作ってください。
体調の変化が続くようなら、あまり我慢せず早めに病院で診てもらうことも大切です。
アロマオイルの芳香浴でも女性ホルモンの分泌量を上昇させることが近年分かってきています。
特にゼラニウムとローズオットーは他の精油に比べ上昇量が高かったようです。
ですが、自分の落ち着ける香りでリラックスすることが何よりですので
まずはご自分の好きな香りを見つけて試してみることもいいですね!
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