せんげん台のマッサージサロンの髙橋です。今回は「免疫力」について書きましたのでお読みください。
2020/01/30
私たちの身体に備わる「免疫力」のお話。
せんげん台のアロママッサージサロンの髙橋です。こんにちは(^・^)
最近は、新型コロナウイルスの話で、正直、怖さを感じるところではありますが、身近なところでは、まだまだインフルエンザも流行っているようで、風邪をひいている方も多数見かけます。そこで、今日は「免疫力」について話してみたいと思います。
免疫力とは、病原菌などから身体を守り、健康を維持するための身体の防御システムです。免疫機能が正しく作用していれば、健康で若々しくいられます。
免疫力をチェック!!
では、ここで次の免疫力チェックをしてみてください。あなたはいくつ当てはまりますか?
★食生活
・食事が不規則(朝食を抜く、深夜に食べる等)
・肉、魚、野菜のバランスが偏っている
・お酒をたくさん飲む
・食欲がない
・一人で食事をする機会が多い
★生活習慣
・タバコを吸う
・薬をよく飲む
・入浴はシャワーのみ
・運動不足
・睡眠不足
★身体状況
・体温が35.9度以下
・下痢、または便秘になりやすい
・風邪を引きやすい、長引きやすい
・寒がりでもあり、暑がりでもある
・BMIが標準値(18.5~24.9)の範囲外
★社会面
・仕事または家事に意欲がない
・人間関係に悩んでいる
・スマートフォン、パソコンの依存が高い
・あまり外出をしない
・趣味がない
いかがでしたか?
0~5点の方は、免疫力低下の問題ないかと思います。6~13点も方は免疫力が少し低下している可能性があります。14~20点の方は、かなり免疫力が低下している可能性があります。
免疫の働きって!?
免疫には、身体を若々しく健康に保つ力があります。しかし、ストレスが過剰になったり生活習慣が乱れたりすると、正常に機能できなくなってしまうことがあります。 免疫が正常に働くための鍵となるのは、自律神経がバランスよく働いているかどうかです。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経はおもに日中、活動している時に優位に働く神経の事です。血圧や血糖を上げたり、血液を筋肉や脳に集め、全身の活動を活発にします。副交感神経はおもに夜間、リラックスしているときに働く神経です。内臓の機能を高めたり、免疫機能を正常にする働きがあり、身体をリラックスさせる神経です。
「ストレスは悪い」というイメージがありますが、全くストレスがない状態よりも、多少はストレスのある方が生活にメリハリがつき、仕事や勉強も進めやすくなります。しかしながら、長期間にわたって強いストレスにさらされると、自律神経の働きが乱れてしまい、免疫が正常に働きません。
では、どのようなことを心がければ、自律神経のバランスを整える=免疫機能を正常に保つことができるのでしょうか?
免疫力を高めるヒント!!
自律神経の働きは、心理状態にも少なからず影響を受けますから、日頃からストレスに対処することも大切になります。また、更には生活習慣を見直すことも大切です。それでは、見直すポイントについてお話します。
(1)身体を動かす
まずは1日に10分程度の体操をするだけでもよいですから、運動の習慣をつけることが大切です。うっすらと汗をかく程度の運動がおすすめです。そのぐらいの散歩ができるとよいと思います。
運動は免疫機能を向上させる他にも、生活習慣病を予防したり、転倒を防いだり、脳を活性化させるなどの効果もあり、おすすめです。
(2)食事
免疫機能を維持するためには、良質なタンパク賃、バランスよくビタミン、ミネラルが摂れると良いでしょう。脂肪や糖分ばかりが多くなりがちな洋食に比べて、和食は栄養バランスがよくおすすめです。もし、偏りがある場合には、天然物のサプリメントで補う様にするのも良いと思います。
(3)ぐっすり眠りましょう
夜にしっかり眠ることが出来れば、昼間はすっきりと動けるようになります。昼は交感神経が、夜は副交感神経が優位に働くという自然な切り替えをするためにも、睡眠のリズムを確保することが大切です。
(4)よく笑いましょう
笑うと副交感神経が優位に働きます。また、笑うと免疫をつかさどる細胞(NK細胞:ガンなどに有効)が活性化されることが分かっています。例え、作り笑いでもそのような効果がみられるそうです。いっぱい笑ってください!
(5)身体を温めましょう
体温が高いとリンパ球が増えて活性化し、免疫機能が高まります。また、身体が温まると血管が拡張して副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。
入浴は、ぬるめのお湯でゆっくりと浸ると良いでしょう。40度くらいのお風呂に15分以上つかることをおすすめします。シャワーだけでは身体が温まらず、温度を高くしてしまうと交感神経を刺激してしまうため、あまりリラックスできません。
身体を温める食べ物もあります。しょうが、イモ類、根菜類など、土の中にできるものは身体を温める作用があるといわれていますのでおすすめです。
(6)リラックスできる時間を作りましょう
仕事が忙しく、いつも帰りが遅い人は、なかなかゆったりとした時間がもてていないかと思います。さらに、多忙はストレスから暴飲暴食を招きやすいものです。仕事を少しでも早く切り上げ、時間を作るようにしてみましょう。
また、責任感が強くまじめな人は、つい頑張りすぎて無理をしてしまうことが多々あります。適度に「手を抜く」ことも、時には必要かもしれません。適度に程々が良いこともあります。
研究データの中には、よい生活習慣の人ほど長生きであるという報告があります。「喫煙をしない」「飲酒は適度か全くしない」「定期的に運勤をする」「適正体重を保つ」「7~8時間の睡眠をとる」「朝食を食べる」といったよい習慣が多くある人ほど、健康的です。また、若いころからよい習慣を身につけている人が健康であるのはもちろんですが、高齢になってから生活習慣を改善した場合でも、健康上の効果があることがわかっています。生活習慣を改善する時期は若いほどよいのですが、年をとってからでも遅いということはないので、意識するようにしてみてください。